コーチMという優秀なコーチ

http://ameblo.jp/tamorimorimori83/

いまウエストバージニア大に日本からひとりの有望なコーチが学びに行っている。

毎回、彼のブログの内容には驚かされる。

日本にいてはなかなか得ることのできない情報が満載であることと、
もうひとつは彼の文章構成が、

1)論理
2)動画やスタッツによる裏付け

+わかりやすい文章

で、きちんと構成されているからだ。

いろんな人に彼のブログを見てほしい。

■■

追伸:
先日、教材買取店Win-Winというに教材を売った。
http://kaitori50.com/ ←この会社

対応もよく、またなにかの機会があれば買い取ってもらおうと思う。

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今日

さて、みんな、決戦の時が近づいている。

ここまで来たら、潔く諦めよう。

「できないことはしない」と。

そして誓おう。

「自分の持っているものを、自分の我のためではなく、チームの勝利のために使おう」と。

ロデオの2013年を今週の日曜日で終わらせるか、来年の2月まで延ばすか、はたまた3月まで伸ばすかは、あなたにかかっている。

正確には、あなたの「今日の努力」にかかっている。

出場機会がないかもしれないけれど、それでも今日走るやつ。

結果的に全てのシュートが入らないかもしれないけれど、それでも今日シュート練習をするやつ。

体を動かすことができないから、せめて10秒でもバスケットの試合を見るやつ。

そんなやつがロデオに何人いるか。

今日、何人いるか。

それがロデオが勝つかアクアが勝つかの基準になる。

どっちが多いだろう。

ひとりひとり確認することはできないけれど、ひとつ言えることは、あなたが今日するかしないかで、勝つか負けるかが変わる可能性があると言うこと。

それだけだ。

潔く諦めよう。

僕らは「今日」の努力しか、今日はできない。

【重要】なぜロデオの得点が15点と36点の開きがあるのか?その原因がわからなければまた同じことを繰り返してしまう!の巻

まいどまいど。

 

さて、みなさん。まず今日は簡単な質問から始めたいと思います。

 

クエスチョン) 自分たちよりも強いチームに対する戦い方と弱いチームに対する戦い方は、同じだと思いますか?

 

・・・そうは思わないでしょう。

 

アンサー) 180°違います。

 

簡単なお話ですが、今日はそれを改めて考えて頂きたい。

これはとても重要なことなので。

そもそも自分たちよりも「強い」「弱い」ってのは、どこで判断するのでしょう。

 

身体能力、シュート力、身長、パワー、、、

 

いろいろ思いつくものはありますが、これらはただの手段です。

 

「強い」相手と対峙したときに僕たちが無意識のうちに恐れること(感じること)は、

そいつ(そのチーム)の「得点能力の高さ」なんです。

 

「こいつ(こいつら)、抑えられる気がしないな・・・」というあの気持ち。

 

「得点能力が高い」と言っても、

ただ単にシュート力が高いというわけではありません。

 

シュートにいくまでの確率も高いということ。

つまりミスが少ない、ということです。

 

対して、弱いチームはシュート確率も低く、ミスも多いです。

では、そのような相手に接戦を演じるにはどうしたらよいでしょう。

 

答えは簡単です。

攻撃回数をコントロールすればよいのです。

 

強い相手には、なるべく攻撃回数を減らす。

弱い相手には、なるべく攻撃回数を増やす。

 

強いチームが攻撃回数を増やすことは簡単なように感じます。

ただそこは、相手も考えてきます。タダでは負けなません。

 

では、ここで

クエスチョン2) 弱いチームが強いチームの攻撃回数を減らすためには、どういう手法をとるでしょう?

 

アンサー) ひとつの方法として、ゾーンディフェンスがあります。

 

ゾーンをして、相手に余計なことを考えさせたい。

 

余計なことを考えれば、ペースダウンすることは間違いない。

さらにアウトサイド中心の攻めになれば、

その日はたまたまシュートが入らないかもしれません!

 

そうなれば、尚更相手はペースダウン、、、作戦大成功!!

 

なわけです。

どうも前回の1Qはそのへんにうまくひっかかってしまったようですね。

 

自分がフリーでもあるのに関わらずパスを探して、結局チャンスを失う。

シュートの本数はガクンと下がり、当然点差も広がらない。

 

ですので、試合開始時点で、得点能力にに差がある場合は

徹底的に本数で圧倒するべきです。

 

こちらのシュートが入らないないとしても、相手も入らない。

それに相手はミスもします。現に今回は相手のミスでかなり助かったはずです。

(1Q以降見ていないのでなんとも言えないけれど、、、)

では逆に自分が弱い立場になったときはどうすればよいか。

 

まずは第一に本数で差が出ることを防ぐこと。

 

そこでリバウンドやターンオーバーが鍵となります。

特に県内での試合では、シュート確率ではなくここの部分で差が出ます。

 

といっても、、、

難しいですよね。

高さがある相手にリバウンドをとられないなんて、、、想像しただけで難しいです。

 

冒頭にあげた、身体能力、シュート力、身長、パワー、、、

これらを手段として、強い相手はどんどん攻めてきます。

 

それに対して弱い相手はというとは、、、。

手がないわけではありませんが、効果が薄いものばかりです。泣

 

改めて、個人の得点能力(得点につなげる能力)がいかに大切かがわかります。

戦術やチームマネジメントなんていうものは、もちろん大切ですが、

所詮は外堀を埋めているだけにすぎません。

 

それでなんとか雨風防ぐこともできますが、

本当に強い相手と対峙した時はなんの意味もありません。悲しいけど。

 

よって、てかやっぱり、

ひとりひとりが「いまの自分の得点能力がどれくらいあるのか」を常に考えることが必要です。

 

チーム対決は、最終的に最小単位の「個人」の差となります。

 

チームを外堀から埋め、ルールや規制でがんじがらめにするのではなく、

内側からその個人が信頼のもとに繋がるっているチームがよいチームの絶対条件です。

信頼を勝ち取るには、まず自分自身の信頼を自分が勝ち取るべきでしょう。

今日の行動が明日の結果を生み出します。

イジョ!!

 

速攻での得点ってどのくらいとればいいの?

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先日、高校の新人戦が行われました。

武生東高校はベスト8をかけて羽水高校と対戦しました。

結果は惜敗。思った以上に点差も離れイトマン含め武生東はみんなガックリ。

僕も試合にかけつけることができず、電話で結果を聞いて残念でした。

 

その後、イトマン先生に試合の詳細について報告を受けていたときに、

ふとイトマン先生が「速攻って全体のどのくらいがいいんやろうの~」と一言。

僕もそれについては改めて考えてみたいなと思い、

さっそくエルトラック谷口コーチにお電話し、ご教授頂きました。

 

 

みなさん、速攻と一試合の得点ってどのような割合だと思いますか?

 

 

だいたい全体得点の2~3割だそうです。

 

 

ロデオは、粘り強いディフェンスから速攻が強みのひとつですが、

そういうチームでも結果のスタッツからみると、

その割合はあまり変動しないようですね。

 

逆に言うと、全体得点の3割が速攻での得点であれば、

速攻での得点が10点しかなければ、全体得点は30点ほどにしかならないということ、、、

なんです。

 

2割としても、全体の得点は50点。

 

これって結構、リアルな数字のように思います。

 

だから、やっぱり勝つために得点が70点以上ほしいロデオにとって、

速攻での得点は少なくとも20点はほしいということ。

1Q換算で、5点ですね。

目標にするには、よい点数に思います。

 

速攻は得点のバロメーターなんですね。

確かに、速攻がよく出る試合は、得点ものびているような実感がありますね。

反対に、速攻が出ない試合は、得点そのものがのびない。

 

当たり前のような話なのですが、

改めて速攻が勝利のキーポイントなり得ることを学ばせてもらいました。

 

バンバン抜けるようになる3つのポイント

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1)ディフェンスを抜けるタイミングはいつなのかを知る

抜けるのは、ボールを受けた瞬間、方向を変えた瞬間、タイミング(ペース)を変えた瞬間の3点。

もらいざま、チェンジオブディレクション、チェンジオブペース。

ボールを受けた瞬間に抜くためには、パスをもらう前に相手の位置を把握しておくとよいです。もらい足でスッと、相手を交わしましょう。

最初のアタックについてこられても、方向転換する瞬間がチャンスだから慌てない。相手ディフェンスがコースに入ってきたら、ギャッとチェンジして相手を振り切りましょう。

また、パスが意の位置にこなかった場合は、もらった瞬間に抜く機会は失います。でも大丈夫。相手ディフェンスの目を見ながら、ピポッドをして相手ディフェンスと自分の動作をシンクロさせましょう。シンクロした瞬間、タイミング(ペース)をズラして相手を抜きます。

これらを頭に入れておくだけで、オフェンスはうまく相手ディフェンスを抜くことができるはずです。

2)ディフェンスとの距離を詰める

相手ディフェンスと距離がある状態で、こちらが抜きにかかっても、移動する距離はディフェンスの方が短いので、うまく抜けません。

距離があるのならドリブルで詰めてもよし、もともと詰めた状態でボールを貰うもよし。

そう考えると、プレッシャーの強いディフェンスってのは、うまいオフェンスに対しては、諸刃の剣なのですな。

3)ドリブルで抜けなかったら、パスランで抜く。

ドリブルを止められて、相手ディフェンスがプレッシャーをかけてきたとき。焦らないで、その後のパスランがとても有効なんです。

まさにピンチのあとにチャンスあり。

特別編

東京におります。

経営の勉強、アンド、エルトラァーックの極秘偵察(バレバレだったけど)。この2点が今回のミッションでした。

てことで、今回は特別編東京編。

「どうしたらバランスよーく、攻められるのかぁ?」

どのチームも陥るこの問題。あなたも苦しんだ経験があるはず!

そんな難問に、お答えしましょう!!

【 答え 】

動かんときねの。

、、、。

イヤね、これがなっかなかいいところを突いてると思うんですよ。だいたいこの手の質問をする方は口を揃えてこう言うんですよ、

「どう動いていいかわからないんデス。テヘペロ」

いやいやいや、そう言いながらアンタ、めっちゃめちゃ動いとるやん!言ってるそばからぁ!!

先日、フロンティアが松本に負けましたね。

みなさん、松本をご覧なさい。

もはやオッサンと化したS58の面々がデーンとその三十路腹とでかい態度でのうのうとしいるじゃないですか。その彼ら。走れますか?走る練習してますか??

いーや、してない!絶対してないっ!(たぶん)

では、なぜ結構真面目に練習しているフロンティアがそんなオッサン松本に負けるのか。

それはね、バスケットで負けてるんですよ。バスケットで。

バスケットはヒッジョーにタフなスポーツです、30歳超えて初めてやるやつなんて皆無でしょう。草野球はあっても草バスケはない。それほど基礎体力が必要不可欠なスポーツだ。

でもね。

とは言え、バスケットは陸上ではない。バスケットボールはバスケットボールだ。

どこやらの商業高校は、「陸上だ」とまわりから揶揄されていますが、ただ動きまわるだけでは勝てない。

いまでも忘れない、僕が大学時代、当時は全国ベスト4常連の東住吉のダブルエースだった同級生(片割れは三菱の佐藤託矢)に言われたんです!

「大西。動きすぎじゃ。ボール欲しけりゃ動くな。」

はっ?

意味わかんね。

動かずにボールもらえんやろし!!

そう思ったもんです。ほんでもね、考えてみれば、ボールってのは必ず展開されてくるんですよ。片サイドで攻めれなければ、もう片サイドに回ってくる。そのときに備えていれば、アラ不思議、簡単にもらえる。

ほほー。

こんなこと、真鍋っち教えてくれんかったし!!松っちゃん教えてくれんかったし!!

、、、そう思ったものです。

展開されてくるのを待つ

ってなかなかいいプレーに繋がりますよ^_^

なにかの参考になれば、幸いです。

パッシングオフェンスの原則 その8

前回は、スクリーンの大まかなお話をしました。もう一度まとめてみますと、

 

【スクリーンの種類】

ステーショナルスクリーン、ピックスクリーン、ダウンスクリーン、フレアスクリーン

 

【スクリーンを成功させるポイント】

  • ユーザーがきれる方向は、スクリーナーの背中方向になるので、スクリーナーはスクリーンの角度が正しいか気を使ってセットすること
  • ユーザーはスクリーンがしっかりセットされてから、スクリーナーの横をトップスピードで、ブラッシングすること
  • スクリーナーはアフタースクリーンの動きをはっきりとして、ユーザーにボールがどこでほしいか要求すること

 

また、どこのチームでも同じ原因でスクリーンがうまくいきません。

 

【スクリーンがうまくいかない原因】

  • ユーザーがスクリーンがセットされていないうちに動き出されてしまう
  • スクリーンの角度が悪い
  • ブラッシングを怠る
  • トップスピードできれることを怠る
  • アフタースクリーンを怠る
  • 相手のディフェンスを見ずに自分がしたいプレーをしてしまう
  • 無理に狭いスペースを攻めようとしてミスになる

 

いかがでしょう。このようなミスをした経験があると思います。

 

スクリーンはズレをつくることが目的

 

ですから、そのために

 

どの方向に自分が動けばディフェンスがついてこれないのか

 

をよく見て、素早く判断することがとても大切です。

 

スクリーンプレーをすると、特にピック&ロールでは、相方のことを見すぎる傾向があります。無理に狭いスペースを攻めようとして、パスミスにつながるケースが多く見受けられます。パッシングオフェンスにはノードリブルピックスクリーンというのがあります(次回詳しく説明)。それはピック&ロールをしている2人以外の人間がパスを繋いで、プレーをするものです。スパーズが得意にプレーしています。

 

ピック&ロールはディフェンスの注意を引きつけるもので、そこで攻めているうちにヘルプがよって、それ以外の3人がノーマークになることもよくあるのです。ですから、あくまでも

 

そのときの自分以外の9人の動きをよく観察して、その瞬間的なポジショニングから、自分のプレーを選択しましょう。

 

オフェンスの動きはディフェンスがつくるもの。その原則はこういうところから生まれています。

 

では、まず最も簡単で基本的なステーショナルスクリーンについてです。ここでは、最も有名なUCLAカット、からのピックスクリーンへの流れの説明です。

 

IMG_1134

 

 

UCLAカットは誰でも知っているスクリーンプレーですが、意外にも、これは簡単なプレーではないのです。

 

まずウィングのもらう位置。高すぎる位置でパスを受けると角度が悪くなってします。次に、スクリーナーの位置。低い位置ではユーザーが走り込むゴール下のスペースがなくなってしまいます。このふたつが思った以上にうまくできない。その原因として、ウィングのレシーバーはとりあえずパスを受ければいい、スクリーナーはとりあえずポジションにつけばいい、そんな大雑把でこだわりのないポジショニングがあげられます。

 

自分の位置が一歩上が下か、右か左かで、戦況は全く違うものになる。

 

プレーヤーはそれを忘れてはいけませんね。次に、ここからの代表的な展開です。トップのユーザーにパスが入らなかった場合は、ウィングマンへのピック&ロールに展開してもよいでしょう。

 

IMG_1135

 

 

単純なプレーです。でもこれも簡単ではない。「よくうまくいきません」。うまくいかない原因として一番多いのは、ウィングがスクリーンのセットを待ちきれない、駆け引きできないことです。

 

バスケットは常にオフェンスが有利であって、ディフェンスが焦りを感じる必要なんかゼーンゼンない!!

 

のです。が、なんにもしていないことに不安を感じてしまうものですよね。だから、スクリーンがセットしない間に動き出してしまうとか、セットした瞬間に駆け引きなしでドリブルついちゃうとか、バタバタしてしまうことがよくあります。実は、

 

オフェンスは動かなければ動かないほど、ディフェンスは予測できず守りにくいし、静から動への瞬間的な動きに対応できない

 

ものです。バスケットマンとしては、その感覚をひとつ掴むとぐ〜んとプレーレベルがあがるように思います。

 

次回は、ダウンスクリーン、フレアースクリーンなどの代表的なプレーについて説明します。

パッシングの原則 その7

 

パッシングの中でのスクリーンの考え方

 

オフェンスでは、ディフェンスの体を揺さぶること・ディフェンの頭(脳)を揺さぶることが必要です。そうすることで、オフェンス有利な状態「ズレ」を作り出すことができます。ディフェンスを揺さぶるためには、駆け引きをさせることです。選択肢を多く持たせれば持たすほど、ディフェンスの動きは機能しなくなります。それを狙うために、バスケットでは「スクリーン」という方法があります。今回以降、スクリーンの方法とその種類、そしてそれをオフェンスの中でどう使っていくかを何回かにわけて説明していきたいと思います。

 

【ポイント】スクリーンはディフェンスを揺さぶるってズレをつくるためのひとつの方法

 

1)スクリーンの基本

 

スクリーンを使って上手にディフェンスを困らせるためには、スクリーナー(スクリーンをかける人)とユーザー(スクリーンをかけてもらってそれを使う人)がよく連携することが必要です。

 

まず、スクリーナーは自分がどちらに向いているかに気をつけましょう。背中方向にユーザーを切れさせるので、その方向が相手の急所をつく方向かを正確に把握しておくことが必要です。ただ単に味方によっていって立っているだけでは、よいオフェンスとはなりません。

 

次に、ユーザーはブラッシング(スクリーンのすぐ近くを通ること)をトップスピードで確実行います。また、相手の位置によっては切れるよりも下がってパスを受けたほうがズレをつくるためには効果的かもしれません。ディフェンスをよく見て判断しましょう。(そのような駆け引きも、トップスピードで切れることによって生じます。)

 

 

 

2)スクリーンの種類

 

パッシングオフェンスにおけるスクリーンは、ステーショナリースクリーン、ピックスクリーン、ダウンスクリーン、フレアースクリーンの4つ。(パッシングの祖佐藤久夫先生によると、アップスクリーンは単独の裏付きの方が効果的としているのだろうか、パッシングにおけるスクリーンとして入っていない。)

 

・ステーショナリースクリーン → 立っている(ステイしている)スクリーン

・ピックスクリーン → ボールマンに対するスクリーン

・ダウンスクリーン → ペイントエリアにいる選手に対するスクリーン

・フレアスクリーン → オフボールマンをボールとは逆サイドに切れさせるスクリーン

 

今日の練習でも説明(できたら)しますが、次回から各スクリーンの代表的な動きを紹介していきます。ただ、それはどれもみんなが一度はプレーしてきたようなスクリーンプレーです。初心にかえって、確認してほしい。

パッシングの原則 その6

今回は、インサイドへのパスとレシーブのチェックポイントを確認しよう。

インサイドにボールをいれ、そこからの展開をはかることができれば、よいハーフコートオフェンスになる。それはみんながわかっていることなのだが、インサイドへのパスは思った以上に難しいものだ。簡単に考えず、しっかりパスすることでミスを少なくしたい。ではなにを注意すればよいのか?

1)パサーとレシーバー(インサイドで面をとる選手)が、一直線上にいてはいけない。

ディフェンスの鉄則は「インラインを守る」こと、であるから、原則ボールマンディフェンスはパサーの前にいる。なので、レシーバーはパサーの正面に立ってしまうと、パスがもらえない。明成高校では「ボールは太陽。ボールマンのディフェンダーは壁。レシーバーは太陽の影の部分にいくな。影をよけるようにパスをもらいにいけ」と指導している。そして「パッサーは、インラインをはずすようにピポッドしてパスをしよう」と教えられているそうだ。一直線にならないように気をつけることは、パサーもレシーバーも両者が気をつけなければならない。どちらか一方の責任ではなくて、両方の責任なのだ。

2)ディフェンスの「手」を意図的に動かして、インサイドへパスをしよう。

ポストマンへのパスは、ディフェンスの手にあたってカットされることが多い。この時、手首のスナップでパスフェイクを行い、ディフェンスの手を意図的に動かそう。下からパス(バウンズパス)するとみせかけて、上からパス(ロブパス)。上からパスするとみせかけて、下からパス。この細かいひとつの動作が、ディフェンスにカットされないためには必要な場合もある。

3)よいシール(面取り)のために、「手と足を相手より前」に出そう。

よいパスとレシーブが行えてパスは成功する。インサイドのポストアップは相手が密着してディフェンスしてくるので、しっかりパスを受けるためには手と足をうまく使おう。まずパスの欲しいところにターゲットハンドを出そう。手のひらは大きく広げて、パサーにはっきりとアピールすること。逆の手は、肘を相手の首もとにあてて90度にまげ、ディフェンスのハンズアップの手を抑え、相手の手より自分の手を前に出そう。そして、相手側の足を、相手の前足よりも前に出そう。相手側にある手と足が、相手よりも前にあることが、よいレシーブ(面取り)には大切なことである。

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パッシングの原則 その5

パッシングオフェンスは基本的なオフェンスである。オーソドックスなオフェンスである。奇をてらったオフェンスなんかでない。ただの基本通りのザ・バスケットなオフェンスである。故に、それに用いるスキルも基本スキルである。誰でも最初に習うようなことである。しかし、いつからかそれをないがしろにする。バスケットだけでなく、人間って生き物はそういう生き物のようだ。だから先人たちはいつもこう言った「初心忘るるべからず」。基本を見直すことがレベルアップのきっかけになったりするものだ。今回は3つの基本的項目をおさらいする。

1)ボールミートは、昔から変わることのない「最善の」オフェンスである

ボールミートは3種類あって、パッサーに近づくミート(以下プラスX(エックス)のミートと言う)と、パッサーから遠のくミート(以下マイナスXのミートを言う)と、横にズレるミートの3つがある。ミートの種類がどうのこうのってのはどうでもいい話で、それよりも「毎回適切なボールミートができているか」それが肝心だ。ボールミートは小さい頃から指導されている内容であるから、どうしても大人になるとお座なりになる。しかし、ボールをレシーブしてからいざディフェンスをズラそうとするより、ボールをレシーブしながらディフェンスをズらしたほうが簡単にディフェンスを抜けわけで、大人だろうが子どもだろうが使わない手はない。多田ツバサや谷口ノリタカ、寺島や内江がなぜいまだにうまいか、あの体でいいプレーができたり、得点できるのか?その答えは彼らのボールミートにある。いつも的確で、基本通りのボールミートをする。それが彼らの強みで、それを真似することはとてもよいことだと思う。他の行い(人間としての行い)はよすほうがいいが、彼らのボールミートだけは真似する価値ありだ!

2)視野を確保し、相手の急所をつく

「顔をあげろ」。ドリブル練習の際、昔から口すっぱく言われた言葉だろう。「そういうものだと」思ってはいるが、「なぜそうしないといけないのか」は正確には教えられていない。(昔の指導ってのはそういうのが多いよね)。顔をあげて視野を確保することは、抜いたあとの対応のために必要不可欠だ。年々、ヘルプディフェンスのよりのスピードと、その方法は進化している。そんなディフェンスに対して、視野を落とすようなオフェンスをしてしっては太刀打ちできない。ドライブで相手を抜くときは、予測と視野の両方を確実にもって、相手の急所(リングに近い点、線)をより少ない動作で突こう!これらはシンプルな考え方で簡単そうだが、ディフェンスのプレッシャーが強くなればなるほど難しくなる。(後から振り返ると簡単なことなのにね!)。日々の正しいボールハンドリング練習でもって、対人練習の際は、必ずこのことに気をつけて練習して頂きたい。

3)ドリブルは1つ、あるいは2つで抜き去る

視野を確保し、急所を見つけたら、そこを最短距離で最短手数で突く!それが続けてできれば、オフェンス有利の状態になり試合展開を優位に進めることができる。最短距離というのはリングとオンボールマンを結ぶ線で「インライン」上を走り抜けることが理想。そのライン上でもって、ドリブルをつかずにシュートにいけるのが理想のフィニッシュプレーだ。もしそれが可能でなければ、なるべくドリブルの数必要ないシュートでフィニッシュしたい。ついても1つか2つのドリブルまでだろう。それ以上にドリブルをつないといけないということは、もはやそれ自体が相手急所を突けていない証拠となる。また、無駄なドリブルをつかないことはミスの軽減にもつながる。このような細かい部分にもこだわってプレーすると、いまの段階からひとつ上のレベルへ到達できることは、間違いない、、、はず。