人気投票

ここまでの過程こそが、愛惜してやまないのだ。

昔はジャンプで人気投票がよくあった。そんときに人気が一番になるのは、いつも主人公でなくて、そのライバル。ハンターハンターで言えばキルアだったし、ワンピースで言えばサンジやゾロ、ドラゴンボールで言えば、ベジータだった。その現実がどこか理解できなかった、子どもの頃。なんで?

ロデオで人気投票をしてみるとどうなるんかなと、昨日ふと思った。うーん、自分が投票するとしたら誰かなー。なかなか難しい。と思った瞬間思いついた。なにも難しくなかった。

ひろしに一票。

大島宇士。別名ハワード。通称虎。とらおより虎と言われる男。この男、まさにサンジ、ゾロタイプだ。自らの道を行く。がしかし、それはいつもロデオをいっしょだった。最近は堂前の皆勤賞に目が行きがちだが、常に早めに練習にくるのがひろしだ。彼がすごいのは、それをロデオに入ったときからずっと続けてきたこと。そして、言わずもがな、彼の「貢献度」は素晴らしい、群を抜いている。なぜひろしのプレーは貢献と感じるかと言えば、そのプレーに欲が感じないのだ。誰よりも体をはってリバウンドをとり、ザルな1線目のディフェンスが抜かれた後処理をし、直向きに、愚直に速攻に走る。ディフェンスに戻る。

それだけで素晴らしい。その苦しさを知るからこそ言えるけど、ひろしのプレー、僕には無理です。

さらに、最近のひろしは1on1でも成長著しい。彼が成長できる理由は謙虚さにある。ロデオ杯では工大クラブやDRCといった強豪相手にお世辞にもよいオフェンスができたとは言えないが、それを彼はそのまま受け止める。言い訳せずに、次はどうすればあいつらに勝てるのか、それをひたすら考え、練習する。

全くもって素晴らしい。すぐに飽きる僕からしてみれば、ひろしの謙虚さは僕には無理だ。完敗です。

ロデオに新戦力が入り、そこにフォーカスされがちだが、これまでロデオを支えた戦士たちが僕は誇りだ。空気のように当然にそこにあるその想いを、空気のように当然なものにしてきたその過程を、僕は他のチームが憧憬の眼差しで見てしかるべきと思う。


愛すべきは、今のあなたと同じくらい、これまでのあなたです。成功だけでなく、失敗と悔しさと悲しさもです。下を向いた数と時間もです。そして、勝ちでも負けでもなかった時間もです。

Advertisements

Leave a Reply

Fill in your details below or click an icon to log in:

WordPress.com Logo

You are commenting using your WordPress.com account. Log Out / Change )

Twitter picture

You are commenting using your Twitter account. Log Out / Change )

Facebook photo

You are commenting using your Facebook account. Log Out / Change )

Google+ photo

You are commenting using your Google+ account. Log Out / Change )

Connecting to %s