パッシングの原則 その3

パッシング上達のすすめ

「うまくいかないときを知れ」

うまく人とボールを動かし、瞬間的なノーマークをつくりたいのであれば、いつがうまくいかないのかを知るとよい。いつボールはとまるのか?いつ人はとまるのか?いつ流れはとまるのか?

①フラフラっと動く
②全員がリングカットばかりする
③ドリブルのことを忘れる
④シュートのことを忘れる
⑤「とめてる」のはなくとまってしまっている

①動きの原則は「点から点へ」である。「点から面へ」といったほうがわかりやすいかもしれない。マークマンを振り切り、瞬間的にバッと手をひろげてボールをもらいにくる。この「バッ」が大切。これが「ばぁ~」では、マークマンを振り切れないしパスも入らない(正確にはパスカットが怖くて入れられない)。誰でも二、三回なら続けてできるが、これを40分を通して徹底するのは至難の業だ。

②「はじめに動きありき」がパッシングの原則である。その中でも基本の動きはカッティングだが、全員がこればかりをすると、ボールが入らなかったときにつなぐ人間がいなくなる。結果的に、人だけ動いてボールが動かないオフェンスになってしまう。ワンカッティングダウン(リングカット)、ワンカッティングアップ(つなぎのカッティング)が原則だ。できれば、そのふたつはハサミのようなかたちを描くとオフェンスはよりダイナミックになる。
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③パッシングオフェンスがパスだけで成立し、それがよりよいオフェンスであれば、全国の強豪チームはとっくにそうしているはずである。しかし、そうしているチームはどこにもない。パッシングだけではどうしてもパスが止まってしまうときがあるorその状態をつくりたくない、などがその主な理由だろう。パッシングにとって、ドリブルはときに非常に効果的に働く。それまでにパスで展開していればいるほどその効果は大きい。そのバランスは、後述していくが、まずは練習の中で肌で感じることが必要だ。

④パスをうけたらキャッチ&フェイス。必ずリングを見よう。そうしないと相手は簡単にパスを読んでくる。パッシンクは「相手に読まれたら終わり」だ。

⑤パッシングは連続性がキモであるが、野球のピッチングのように、いくら早くてもストレート一辺倒のような動きでは、相手に読まれ弾き返されるのが関の山だ。相手のタイミングを外すために、スピードを緩めた動きや全く動きのない(つまり完全にとまった)動きも必要になる。で、大切なのは、自ら止まったのか、それとも止めるつもりがなかったが相手ディフェンスによって止められてしまったのかである。この緩急をうまくコントロールできたプレーは、バスケットやサッカーでは「よく収まりが効いたプレー」と表現される。また、どうしても流れが止まってしまった場合は、自分で止めているという顔をするのも大切なことだ。あなたが考えている以上に相手はあなたの顔色を伺っているものだ。

以上

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